◉主演: モノクローム

◉助演: 作品
◉友情出演: 想い出
○2021.01.05(火)
○妻用。娘用。

妻)よだれ鶏+レタス+なめこ汁
娘)麻婆豆腐+オレンジ&アップル

私がFBで参加している写真コミュニティの今週のテーマが「モノクローム」。一眼レフカメラを手にして35年以上になるが撮るということに向き合い始めたのが2〜3年くらい前から。自分で設計した建物を自分で撮影してもプロの写真家にはかなわない。なぜなんだろうと思い始めたのがきっかけ。その世界は深く沼のように底がないことがわかりはじめたところ。

モノクロというテーマで思い出したのが映画。東京物語、狂った果実、裸の島。マーロン・ブランドの波止場もいい。でもそれってカラー映画がなかった時代のレギュラースタイル。モノクロだから良いわけじゃない。それでも印象深いのは脚本、キャスト、音楽、カメラアングルそれぞれのハーモニクスの産物。裸の島はほぼ無声だから、脚本とカメラアングルだけの勝負だ。

音楽だと♪想い出は〜モーノークローム〜♪大学生の頃ビートルの屋根にボードを積んで千葉に通っていたことを思い出す。想い出って本当にモノクロームなんだろうか。天然色じゃないのか。アルバムジャケットでもいいモノクロがある。ハイヒールの足首だけが印象的なクール・ストラッティン。ブルーモノクロのバド・パウエルが好きだった。それでもそのモノクロはその時代のレギュラービジュアルだし。

これを書いていてちょっと気がついた。想い出とか夢とかはやっぱりモノクロなんじゃないだろうか。逆説的に考えると写真でモノクロをテーマにした場合、現実感や実態のないまるで夢のような瞬間をモノクロで切り撮るのが良いのかもしれないと。しかし、それってどんな瞬間なのだろう。狂った果実の撮影現場に行って考えてみよう。

さあ。今日もはじまりました。お正月はもう遠い想い出のよう。まだ、一月五日だというのに。

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#想い出はモノクローム
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